イベント

「OiTr」サービス説明会に公認アンバサダーとして俳優・国仲涼子さんが登壇!

公開日:2025.6.19

2025年6月13日(金)にオイテル株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役: 﨑山 真)は、「OiTr(オイテル)」サービス説明会&公認アンバサダー就任発表会を都内にて開催しました。

イベントには、俳優の国仲涼子さんのほか、オイテル株式会社 代表取締役 﨑山真、同社取締役 飯﨑俊彦、花王株式会社 ハイジーンリビングケア事業部門 サニタリー事業部 ロリエ日本 ブランドマネジャー 加藤 安友実様、三井不動産株式会社 東京ミッドタウン事業部 事業グループ 主事 岸智弘様が登壇しました。

社会課題をビジネスで解決する企業理念のもとに設立

イベントは、まずオイテル株式会社について、代表取締役 﨑山が「社会課題をビジネスで解決しようというところを企業理念にスタートしたベンチャー企業で、社員も皆若く、生き生きと働いている会社です」と説明。

イベントに集まったメディアの皆様に「『OiTr』という事業だけでなく、こうした会社があるということを発信・拡散していただければ、私としてはすごく嬉しいです」と期待を寄せていました。

「OiTr」を通じて社会のあり方を少しずつでも変えていきたい

続いて、取締役 飯﨑から「OiTr」サービスの説明が行われました。

最初に、「OiTr」が生まれた背景として、オイテル株式会社は様々な社会課題の中でも、男女間の格差であるジェンダーギャップについて着目し、「生理の貧困」という課題に行き着いたことを明かしました。

「生理の貧困」によって、経済的な負担だけではなく、健康や教育、そして尊厳といった目に見えにくい損失が、社会全体の持続可能な可能性に影響を与えていることを訴えました。

その中で、「なぜトイレットペーパーはトイレに常備されているのに、生理用品はないのでしょうか」というネット上の1人の女性の声に出会ったことで、女性個室トイレで生理用ナプキンを無料提供する日本初のサービス「OiTr」が生まれたというエピソードを披露。

さらに、「OiTr」サービスは利用者の女性と、「OiTr」設置の施設と広告主による社会と経済を分離しない「共創型の社会インフラ」となっていることをアピール。

また、多くのメディア掲載実績や受賞歴に触れながら、現在「OiTr」が28都道府県に設置され、アプリダウンロード数も140万を超えたことも紹介しました。

※2025年5月時点で、28都道府県302施設に計3,430台を設置。

さらに、「OiTr」の中核を担う社会貢献型の女性個室トイレ OOH広告メディアとして「OiTr ads(オイテル・アズ)」について紹介しました。

「OiTr ads」は、「OiTr」のディスペンサーに搭載されたデジタルサイネージ広告を放映するサービスで、パーソナルな空間だからこそ、視認性が高く、しっかりと広告が届くものとなっていることを強調。

そして、「広告が生理用ナプキンの無料提供につながっているとご利用者に知っていただくことで、ただの広告ではなく、出稿している会社が社会の課題解決に貢献していると認識していただく機会にもなります」と「OiTr ads」の提供価値を述べました。

最後に「私たちが目指しているのは、ただ『OiTr』を設置するだけではありません。『OiTr』を通じて社会のあり方を少しずつでも変えていきたいと考えています。『トイレットペーパーのように、生理用品が個室トイレにある。』その安心が社会を変えると、私たちはそう信じています」と思いを明かしました。

持続可能な社会を作るという意味で「共創型の社会インフラ」モデルがとても重要

次に、「OiTr」に賛同、協力をいただいている三井不動産株式会社と花王株式会社の各担当者様を招いてのトークセッションが実施されました。

まず、三井不動産株式会社(「OiTr」導入時の所属先は、商業施設運営二部 運営企画グループ)の岸様は、「OiTr」の導入に至るまでの経緯や決定のきっかけについて、「(オイテルへの協力が)社会課題解決に直結するということと、施設のため、お客様のためになるということで、私たちは実証実験をスタートすることを決意いたしました」と経緯を振り返りました。

そして、2021年の2月に埼玉県にある商業施設ららぽーと富士見にて5台設置し、実証実験を実施。

その結果、「お客様からの反応も良く、こんなサービスが欲しかった、もっと日本の商業施設に広まってほしいという前向きなコメントを多数いただきまして、ららぽーと富士見での本格導入と、当社の他の施設への展開というところに踏み切りました」と説明。

また、「お客様の反応も良好ですし、運営上の大きなトラブルもなかったと感じております。生理用ナプキンの補充に関しましては、清掃員の方にトイレを清掃していただく際に加えてナプキンの補充をしていただくことで、運営上の大きな負担にもなっていないのがこのサービスのいいところと感じております」と運営側からの声も紹介。

その言葉に、飯﨑は「まず、今の『OiTr』があるのは三井不動産様あってということになります」と頭を下げると、当時の苦労として、「私が一人で『OiTr』の営業をしている時に、多くの企業のご担当は男性で、『それは必要なんですか?』と疑問を持たれ、お断りされることがほとんどでした」と振り返りながら、「その中で、三井不動産様が向き合ってくださり、今に至り、現在は数店舗の商業施設に導入をいただいております」と感謝を述べました。

続いて、「OiTr」で使用される生理用ナプキン『ロリエ スリムガード 特に多い昼用』を提供している花王株式会社の加藤様は、「私たちは生理の期間も含めて、女性たちがもっと日常を過ごしやすくなることを支援できるブランドを目指しております。生理にまつわるお困り事というのを調査してみますと、かなりの割合で、外の環境で突然生理が来てしまったということを挙げられる方が非常に多いです」と実情を説明。

そして、職場の中での突然の生理に備えた「職場のロリエ」という活動を独自に行いながらも、「OiTr」に対して生理用ナプキンの提供へ至った経緯として「オイテル様の活動は職場に限らず、外部環境でのお困りごとにお答えしたいという思いで活動されていると認識をいたしまして、ご一緒させていただくこととなりました」と振り返りました。

また、「OiTr ads」の広告効果について、「広告というのは、その製品を使うタイミングや、その製品に思いを馳せるタイミングに接触できることが非常に有効と考えています。生理用ナプキンにとって、トイレの中の個室というものはまさにその瞬間でして、しかも女性に向けてだけ広告を配信できるということが我々としても非常にありがたいです」と、有効であることを強調。

広告効果についても、「広告の効果測定を実施したところ、トイレの個室の中での広告の認知率が他のメディアに比べて非常に高く、ロリエに対する好意度も非常に高まるといったことがわかっておりまして、我々としても手応えを感じています」と話しました。

そんな『ロリエ スリムガード 特に多い昼用』を選定したことについて、飯﨑は「OiTr」のディスペンサーの構造上、生理用ナプキンの個包装の素材が重要であることを力説し、「OiTr」にとってベストな商品だと判断したことを明かしました。

加えて、広告効果に対しても、飯﨑は「SNSの声の中にも、実際に『OiTr』で生理用ナプキンを使って、すごく良かったということで、これから『ロリエ スリムガード 特に多い昼用』を使いたいというお言葉もいただいております。さらに、そこに広告が流れることによって、相乗効果を得ていると思っております」と説明。

トークセッションの最後に、「OiTr」の今後の展開や可能性について、岸様は「初めの頃は新しいサービスという形で注目をされていますが、徐々にこのサービスが広まることで、『OiTr』がトイレにあることが当たり前の世の中になればと感じております」とコメントされました。

加藤様は「生理にまつわるお困り事を減らしたいという同じ志のもとで、生理の不快を取り除いて快適を増やしていくようなお取り組みをこれからも広げていけたらと思っております」と展望を語られました。

そして、飯﨑は「導入していただく施設様、ナプキンのご提供と広告主の皆様のサポートがあって、この社会課題を解決できる仕組みになっています。これからも持続可能な社会を作るという意味で、この『共創型の社会インフラ』モデルがとても重要になっておりますので、今後ともご協力のほどよろしくお願いいたします」と呼びかけました。

国仲涼子さんが「OiTr」公認アンバサダーに就任

イベントでは、「OiTr」の公認アンバサダー発表会が実施され、公認アンバサダーに就任された俳優の国仲涼子さんが登壇されました。

就任した際のお気持ちについて、国仲さんは「私も40代後半となりましたが、もしこれが30代の頃だったら、生理に関する話を皆さんの前でこうしてお伝えすることは、なかなか難しかったのではないかと思います。今このタイミングで(『OiTr』公認アンバサダーの)お話をいただけたことには、大きな意味があると感じています。」と胸の内を明かしました。

また、ご自身にもいろいろな生理の悩みがあるということで、「そこへ正面から向き合ってくださるオイテルさんの活動にすごく感動しまして。私も少しでも協力したいと思いました。そのため、今回はアンバサダーに就任できたことをすごく嬉しく思っています」と喜びを露わにしました。

そして、「OiTr」公認アンバサダー就任を記念し、代表取締役 﨑山から国仲さんへ巨大名刺の贈呈が行われました。

国仲さんに対して、﨑山は「『OiTr』は、受け取る側と提供する側で”優しさの循環”ができている事業になっています。その”優しさの循環”を作る先頭に立っていただく存在として、国仲さんの素敵な笑顔や、優しい雰囲気がすごくぴったりだなと思いました。本当にアンバサダーを受けていただいて感謝しております」と笑顔で謝意を示しました。

「このサービスが当たり前になってくれたら、私はすごく嬉しい」

就任に対しての意気込みとして、国仲さんは「『OiTr』のサービスを通して、このサービスが当たり前になってくれたら、私はすごく嬉しいなと思うので、微力ながら協力させていただきます」と力を込めたコメントを披露。

また、6月9日が国仲さんの誕生日ということで花束がプレゼントされ、満面の笑みを浮かべていました。

実際に「OiTr」のサービスをプライベートでも利用しているという国仲さん。

今までに生理で困った経験を尋ねられると、「本当に数えきれないぐらいあります。特にドラマの撮影の時に急に生理が来てしまうと、焦ってしまい、それが原因でメンタル的に落ち込んでしまうんです。そういう時に、例えば商業施設がロケ現場で使われていると、そこに『OiTr』があるとすごく心強くて、安心感があって、メンタルを維持してくれるんだというのも感じました」と、俳優ならではのエピソードを披露していました。

そして実際に「OiTr」を使用した感想として、「本当にすごくいいサービスだなと思います。トイレの個室それぞれにあるので、それがすごく素晴らしいですし、生理用ナプキンが出てくる時に音が全然鳴らないんです。音が鳴ると、気にする方もいると思うんですけど、無音でスッと出てくるので、そういうのも優しさだなと思いまして、本当に安心感があります」と語られました。

また、生理中であることを周りに言いづらいという話題に関して、国仲さんは「パートナーや家族には言いやすいんですけど、職場の方とか、ちょっと目上の先輩だとか、そういう方たちにはなかなか言いづらいと思います。でも、今日はちょっとイライラ気味だなと思ったら、私は先に『今日は生理なので、イライラしています』と言うようにしています(笑)」と答えて笑いを誘っていました。

その中で、どのように周りに伝えるべきかという質問に対して、男の子2人のママでもある国仲さんは「2人にまだそういう詳しいことは話してないんですけど、女性の体と男性の体は違うんだよということを、これから先、教育の中で少しずつ伝えていければいいのかなと思っています。その中で、生理っていうのはすごく誇らしいことなので、別に隠すことはないと思いますし、立派な大人の女性の体になったんだよというのも伝えるべきかと思っています」と思いを明かしました。

そして、「商業施設のお化粧室には『OiTr』があるというだけで、安心なんです。例えば、生理前に友達とランチしようという時に、『OiTr』があるからこの商業施設へ行こうとなるんです。そういう本当に細かいことですけど、女性はいろんなところに気を張り巡らせているので、本当に素晴らしいサービスだと思いますし、それが当たり前になってほしいというのが私の願いです」と「OiTr」の将来へ期待を寄せていました。

「OiTr」デモンストレーションで、簡単操作とスムーズ動作に国仲涼子さんも改めて感心

イベントの最後に、国仲さんに「OiTr」の実際の利用体験を通じたデモンストレーションに参加していただきました。

個室トイレ内に掲示されているQRコードなどから「OiTr」専用アプリをインストールしたスマートフォンを、「OiTr」のディスペンサーに近づけて、アプリの取り出しボタンをタップするだけで、ディスペンサーから生理用ナプキンが排出。

その簡単操作とスムーズな動作に、国仲さんも「急がなければいけないという時に、何秒かで出てきてくれるので、本当に簡単です。それと、本当に音が鳴らないということが、すごくいいと思います」と改めて感心していました。

最後に、国仲さんは「当たり前として、トイレに生理用ナプキンが置いてあることが、理想だと本当に思っています。生理用ナプキンにかかるお金も、一生で数えるといくら使うんだろうという金額になるので、少しずつですが、こうやって『OiTr』を設置していただける商業施設が増えると、女性としても心強いです。学生の方たちも生理で悩んでいて人に言えないということもよく耳にするので、学生の皆さんも恥ずかしがることなく『OiTr』を利用してほしいと本当に思っています」と呼びかけて、イベントを締めくくりました。

お問い合わせ先

「OiTr」の設置導入や、女性個室トイレ広告メディア「OiTr ads(オイテル・アズ)」への広告出稿に関するお問い合わせは、以下までお願いいたします。
お問い合わせフォーム:https://www.oitr.jp/contact/

会社概要

会社名:オイテル株式会社
所在地:〒160-0004 東京都新宿区四谷3-2-1 フロントプレイス四谷 2F
代表者:代表取締役 﨑山 真
設立:2016年11月1日
事業内容:IoT事業
URL:https://www.oitr.jp

公式メディア:「いつでもオイテル」 https://oitr.jp/media/

「あなたによくて、社会にいいこと」をビジョンに掲げ、社会課題をビジネスで解決することをミッションに「OiTr」をスタート。この持続可能なソリューションを構築し「トイレットペーパーと同じように、個室トイレに生理用品が行き届く社会」の実現に取り組んでいます。私たちは、この事業を通じて顧客やユーザーが個人の利益と同時に社会全体の利益を考慮して「良い」ことを追求する社会を目指します。

「OiTr」公認アンバサダー 国仲涼子さんのプロフィール

国仲涼子(くになか りょうこ)
1979年6月9日生まれ、沖縄県出身、俳優

2001年放送のNHK連続テレビ小説「ちゅらさん」でヒロイン恵里役を演じ、第39回ゴールデンアロー賞「放送新人賞」や第26回エランドール賞「新人賞」を受賞。
2005年には、関西テレビ系列にて、初の民放ドラマ「みんな昔は子供だった」で主演を果たす。その後、数々の映画やドラマや舞台、そしてCMに出演し、最近は、1月公開映画「366日」や8月には、「対馬丸〜生きてみせる〜」(舞台)/企画・演出;宮本亞門に、語り部での出演を予定している。


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